星屑のステージ〜♪




「「「「ぶっ!!!///」」」」

「………何故笑う…」

 忙しい日々。
 忙しい役目。
 忙しい家事。

 そんな中、何故か揃ってぽっかりあいた休みに、何となく流れでカラオケに行こうということになった。
 そして、最近の最近の歌を一通り歌い、時間の関係でナツメロへ移った一曲目…ヤマトが選んだのが、チェッカーズの『星屑のステージ』だった…。

「だから…何で笑う…」

 出だしを歌った途端、綺麗に仲良く吹き出した仲間達…しかも、必死に抑えようとしてはいるのだろうが、微妙に漏れた声や、小刻みに震える肩が未だ笑い続けていることをヤマトに教え、それでなくても引き攣っていたこめかみに青筋が増える。

「…ごっ、ごめん…っ///」
「でもっ、いえっ、す、すみませ…っ///」
「……おい」

 謝られても誠意が感じられない。

「〜、お前等なあっ…っ」
「だってヤマト!」

 怒りを爆発させようとしたヤマトの言葉を遮り、太一が爆発…否、爆笑した。

「お前っ、バラード似合わないんだよっ!///」

 の言葉と共に、全員が笑いをこらえることを放棄した。
 そうなると、もうヤマトも怒る気力も無くし、溜め息しか出てこない。

 …知っていたから。



 ヤマトの歌一つで笑いが止まらない位に、全員疲れていたことを…。




 
おわり

 ヤマトFANの皆様ごめんなさいm(_ _)m
 なんか笑えたんですよ…ヤマトがチェッカーズの歌
 頭ん中で突然歌い出した時…(苦笑)