問題です。 これより、選ばれし子どもの皆さんに、太一さんを動物に例えてもらいましょう。
★石田ヤマトの場合 それではヤマト君、早速ですが太一さんを動物に例えてもらえますか? 「…何でオレが『君』で太一が『さん』なんだ?」 細かいことうるさいなあ〜『君』つけられただけありがたく思えよ。 「なっ!?…あ!さてはお前だな!?いつもいつも、変な企画持って来やがった奴はっ!?」 …もう、次行こうかな…。 「あっ!待て待て!太一のことをオレに聞かずに誰に聞くつもりだ!…う〜ん、動物か…そうだな、やっぱ『犬』かな」 …犬…ですか? 「ああ!誰かれ構わず懐く所や、すーぐ餌付けに引っかかるトコなんかそっくりだろ?」 …そう…です…かあ?? 「いーんだよ、犬で!絶対犬!皆そー言うね!じゃあな!」 ……どうも…。
★竹之内空の場合 こんにちは、空さん。 「う〜ん、そおねぇ〜…ネコ…かな?」 ネコ? 「そ♪結構自由気ままだし、気に入らない相手には絶対おべっか使ったりしないし…それに、仲間のこと本当に大事にするじゃない?そーゆートコv」 は〜、なるほど。 「そんな感じでいい?」 はい。ありがとうございました。
★泉光子郎の場合 光子郎君、太一さんを動物に例えてみて下さい。 「…単刀直入ですね」 遠回しな言い方は、後々こちらが不利になるかと思いまして。 「ふっ…いいでしょう。…太一さんが動物ですか…敢えて言うなら、『オコジョ』ですかね?」 オコジョ…というと、元々は高原地帯に生息していた…昨今は日本でのペット化が流行っているという…あの? 「ええ、そうです。愛らしい容姿とふわふわの毛並みで老若男女問わず人気のあるあれです」 なんでまたそれに? 「オコジョは姿形は愛らしいですが、元々の生息地があまり障害物の無い高原地帯であったため、意外に俊敏で生命力が強いんですよ。それに…」 それに? 「ああ見えて…肉食なんです」 …見た目に騙されると怖い…ということですか? 「はは。僕はちゃんと見抜きましたから、騙されてませんよ」 …お見事。
★井ノ上京の場合 京ちゃん、太一さんを動物に例えてみて下さい。 「ん〜…蝶っ!」 …蝶は昆虫ですよ? 「いいの!蝶よ、蝶っ!綺麗な姿であっちふわふわ、こっちふわふわ…所構わず笑顔振りまいて魅了しておいて、いざ捕まえようとするとするっと交わして飛んでっちゃうのよ!悔しぃ〜〜っっ!!」 …魅了されちゃったんですね…。 「…太一さんの笑顔に抗える奴なんて…目の見えない方か、バカだけよ…」 え〜と、ありがとうございました。
★高石タケルの場合 タケル君、太一さんを動物に例えるとしたら何になると思いますか? 「太一さんを動物?そーだな〜、あ!カンガルー!」 カ、カンガルーですか!? 「うん!すっごいバランス良くて、蹴りが強くて、懐が深いトコまでそっくりでしょ?」 懐…カンガルーのあれは、ポケットだと思うんですが…。 「あはは♪どっちでも同じだよ。あっさり自分の中に誰かを入れちゃえるってことだもん」 なるほど…それなら、コアラでもよいのでは? 「あ〜なるほど…ん〜でもダメ。やっぱりカンガルー」 どうして? 「コアラも可愛いからいいかと思ったけど、コアラのポケットって反対についてるんじゃなかったっけ?違ったかな?太一さん、基本的に真っ直ぐだから♪それに、絶滅危惧種で護ってもらわなきゃならないほど弱く無いしね。ユーカリしか食べないコアラと違って好き嫌い無いし、運動も得意だし…うん、やっぱりカンガルーがいいな♪何たってかっこいいもん♪」 よく分かりました。 「いえいえ♪」
★城戸丈の場合 丈さん、太一さんを動物に例えてみて下さい。 「ん〜、そーだねぇ。…鷹…とか、どうかな?」 鷹ですか? 「うん。鳥類の中でも鷹に敵う鳥はそうはいないだろう?大空を舞う姿は優美そのもの。何たって鳥の王様だし♪高い所を飛べる鳥は、鷲・鳶・鷹の順だったかな?空気の薄いほど高くでも無く、多種を恐れなければならないほど低くでもなく、文字通り空を領地のように飛びまわれる所なんかぴったりじゃないかな?」 は〜…いいですね〜♪ 「でしょ?それに、『脳ある鷹は爪隠す』って言うしね♪」 座布団一枚♪
★一乗寺賢の場合 賢ちゃん、太一さんを動物に例えてみて下さい。 「…あの、『賢ちゃん』は少し、恥かしいんですけど…」 まあ、気にしないで♪ 「はあ…えっと…そうですね。フェレットとか…かなぁ」 おや、また出ましたね。 「えっと…姿が可愛いとか、大人しいとかってことじゃなくて…その、フェレットってすごく頭がいいらしいんです。それで、一人暮らしの人とかに受けてるらしいんですけど…こっちの状態をちゃんと察してくれるそうなんです。そして、一緒にいる内、いつの間にかかけがえのない存在になってる…そんな感じです」 奥が深いですね。 「あ、いえ、特に深い意味は…」 いえ、いーんです。
★立川ミミの場合 え〜と、ミミさん…。 「はい、はい、はあ―――い♪」 …既にお題はご存知のようで…。 「うん♪あのね、ミミは太一さんって馬みたいだと思うのv」 う、馬っすかっ!? 「そう♪それもサラブレット!牧場で走ってるトコ見たことある!?もう、ホント、信じられない位綺麗なのよ!?」 は、はあ…。 「サラブレットってね、大きくって、スラっとしてて、逞しくって、ホント頼れるって感じでネv」 はい。 「それで、それでね♪瞳がすっっごく優しいのvv」 …納得。
★火田伊織の場合 お待たせしました、伊織君。 「…鳥です」 どんな鳥でしょう? 「…分かりません。ただ、鳥だと思うんです」 そ、それはまた、何故…? 「…僕はただ、地上からその鳥を見つめているだけなんです。どんな鳥かは分かりません…分かったらきっと捕まえたくなってしまうでしょうから。でもきっと捕まえられない。それに、大人しく籠の鳥になるようなものでもないでしょうし、そんなことをしたら、彼の魅力は半減してしまいます…だから『鳥』だとしか分かりません」 ……はあ。 「すみません。こんな風にしか答えられなくて…」 いえ、すごく深読みしたくなりますが、大変よく分かりました。 「ありがとうございます」 いえ、こちらこそ。
★本宮大輔の場合 大輔君、あなたが太一さんを動物に例えるならば? 「狼!ぜってー狼!それも日本狼って奴!」 …狼…何だか語源が悪い気がするのは気のせいでしょうか…。 「いや!ぜってーどっかにいるって!狼ってさ、何か姿形とかかっこいいじゃん?それに、森の番人だからすっげー強くて優しいんだって!捨てられた人間の子供とか育てたりするんだぜ!?…て、こないだTVでやってたんだけど」 …で、感化されたと。 「ちっげーよっ!ホントにそう思ったの!強くって、優しくって…日本狼はもういないって皆言うけど、きっとどこかに生きてるんだ。そんで、夢でも幻でも無くって、ああ、ホントにこーいう人がいるんだな〜て…って、何か自分でも何言ってんだか、分かんなくなっちまった!」 …いえ、何となく分かりました。 「…『目からウロコ』って…何?」 これが真実だと信じていたことが、突然いい意味で常識を破られて、目に張り付いてた何かが取れたみたいにはっとすることです。 「そう!そんな感じ!…ホントに、太一先輩みたいな人がホントにいるなんて…思わなかったんだ。だから、きっと日本狼だっているさ♪」 そーですね。
★八神ヒカリの場合 真打(?)登場〜♪ あ、ヒカリちゃん!太一さんを動物に例えてみて下さい! 「…お兄ちゃんを?」 はい♪ 「…お兄ちゃんはお兄ちゃんよ。お兄ちゃんに例えられるものも、例えれるものだってありはしないわ!」 ………。 「分かった?」 …はい。 「でしょぉ?」 …………怖い。
では、最後の問題です。
おわり |