大輔・京・伊織の三人は、呆然としていた。 本来ならぼうっと突っ立っていられるような所では無いのだが、何故かいきなり目の前で始まった喧嘩に口出し出来るはずも無く、また、そう思う余裕すら無くただ呆然と眺めていることしか出来ない。 始めは和やかな雰囲気だった。 太一とヤマトもお互いの部活やバンドのことを聞いたりと、自分達も聞き耳をたてたくなる話題に満ちていた…それなのに、誰がどこのエリアを担当するかを話し合っている内に…いつの間にか、それは喧嘩に変わっていたのだ。 「大体ヤマトはなあっ、やること為すことツメが甘いんだよ!」 「何だよ、太一こそ全て知ってるつもりでいるのか!?」 「あのですねぇっ!」 ますますヒートアップする言い争いに、新参者の三人は手を拱いて見ているしか無いが、タケルとヒカリは慣れているのか、己のパートナーデジモンを相手に遊びだしてしまった。 「ん〜っとねぇ…じゃあ、家の中で一番栄養のあるものは?」 「…え?何それ?う〜んと…ヒカリ、降参」 「んもう!テイルモン降参早すぎ。あのね、答えは『冷蔵庫』v」 「『れーぞーこ』?ああ、太一がジュースを出してた箱か?」 「当たり〜♪」 「パータパタママ♪パータパタママ♪」 「タケル〜?それ何の歌?」 「知らないけど、テレビでやってた歌♪前半がパタモンに似てるから何となく覚えちゃったんだ♪」 「ボクタケルのママじゃないよぉ」 「あはは♪分かってるって♪」 こちらも声をかけれるような雰囲気では無い。 止めてくれとお願いしても『無駄v』と笑顔つきで一蹴されそうだ…。 「馬鹿馬鹿しいっ、話にならねぇっ!」 「何だよそれは!?」 「ヤマトは目先のことばっか考えて全体が見えて無ぇんだよ!」 「お前こそ考えすぎて空回りじゃねぇか!」 「そんなことはありませんよ」 「煩いっ、太一の腰巾着!」 「こっ…、確かに僕は太一さんを尊敬してますけど、彼の言うなりに何でもかんでも言うことを聞く部下じゃありません!」 「どうだかな!太一の言うことなら何でもはいはい聞いてたじゃないか!」 「それはヤマトさんの言うことより太一さんの言うことの方が正しかったからです!」 「それ見ろ!ヤマトは視野が狭すぎるんだ!」 始めは宥め役らしかった光子郎が、いつの間にか渦中の入り込んで同じように熱くなっている。 光子郎がここまで感情的に物を言うのは…いや、太一やヤマトにしてもそんな所など見たことが無かった(ヤマトの方は少しあるけれど…)だけに、珍しいと言うよりは…単純に怖い。 そうして首を竦ませていた三人の耳に、突如怒声が聞こえなくなった。 「…勝負しようじゃないか」 「いいだろう…今日のダークタワーを何本倒せるかだな?」 「エリアの選択は各自の判断で…で、よろしいですね?」 「「異論は無い!」」 怒鳴っているわけでも、殴り合っているわけでもないのに…彼等の周りの大気が怒りに満ちていた。 近くに小動物など居ようものなら、一目散に逃げ出して行っていただろう。 不適な笑いを浮かべながら睨み合っていた三人が、突然彼等の方を向いた。 「あ、あの??何か…?」 逃げ腰で固まっていた三人は、ずんずんと詰め寄ってきた先輩達にあっという間にバラバラにされてしまった。 「大輔、オレと来い!」 「伊織、お前はこっちだ!」 「京君、一緒に来てくれますね!?」 「「「は!?」」」 肩や腕や首根っこをがしっと掴まれ、何かを言えるような状況では無い。 「アグモン進化だ!」 「ガブモン進化だ!」 「テントモン進化です!」 「「「えぇ!?えええぇぇええっ!!??」 子供達は突然の展開にただ驚くばかりで、『ここってダークタワーあってアグモン達って進化出来ないんじゃ!?』などと妙に現実的なことを考えたりしていたが、先輩方のパートナー達は雄々しく進化を遂げた。 「「「……………」」」 ぽかーん、と見上げるしか無い彼等を、太一達はそれぞれのパートナーごと自分達のパートナーの背に引っ張り上げる。 「「「勝負だ(です)っ!!」」」 小さくなっていく成熟期デジモンと仲間達を見送り、残された弟妹はにっこりと微笑み合った。 「さて、解説のタケル君。この勝負どう見ます?」 「う〜ん、そうですね〜。スタートダッシュでは太一さんが出遅れた感じですが…」 「ガルルモンは足が速いですし、カブテリモンは飛べますもんねv」 「そう。ですが太一さんには天性のカンと実行力、そしてそれを上手く使い分ける知識がありますからね」 「知識と言えば光子郎さんですが?」 「彼は間違いなく、その豊富な知識をふるに活用して完璧な作戦を組み立てるでしょう。畑の違う京さんのデジモンをいかに効果的に誘導出来るかが鍵でしょうねぇ」 「お兄ちゃんはデジモンをよく知ってますもんねぇ」 「はい。その点の心配は皆無でしょう。多少不安が残ると言えばお兄ちゃんと伊織君のコンビですが…」 「ヤマトさんは昆虫型や水棲型デジモンについての理解はどれ位のものなんでしょう?」 「勉強はしたみたいですよ。熟知とまでいかなくても、それなりの成果は期待出来るでしょう」 「なるほど。今後の展開が楽しみですねv」 手でマイクを持つ仕草をしながら『解説』する二人を、テイルモンとパタモンは唖然と見つめた。 な〜んとなく魂胆が読めて来た。 「…つまり…」 「そーいうこと…?」 苦笑というか、口の端を引きつかせる、完全体になれば他を寄せ付けない大天使達に、二人は楽しそうな『天使の微笑み』で返した。 「「そーいうこと♪」」 「そこだ、撃てっ!」 太一の号令にグレイモンがメガフレイムを打ち出す。 轟音と共にダークタワーにぶち当たった炎の塊は、正確に一点に集中し、次の瞬間には跡形もの無くデータに霧散した。 「……すげぇ〜」 「フレイドラモン、お前は少し無駄な動きが多い。何度も打ち付けるのでは無く、一点に同じ力を加えてやれば少ないエネルギーで倒せる。覚えとけ」 「分かった」 「よし、次行くぞ?グレイモン!」 太一が見上げると、グレイモンが腰を下げて彼が乗りやすいようにしてくれる。 「大輔、何ぼけっとしてんだ。早く乗れ!」 「あ、はい!すみませんっ」 慌てて太一に手伝ってもらいグレイモンによじ登る。 大輔は移動するならライドラモンの方がいいのではと思い、この場所に移動する前にそう提案したのだが…。 「進化はデジモンにとって大きなエネルギーを使うんだ。戦いの中で敵の属性に合わせて変えるのなら仕方が無いが、そうでないならあまりコロコロと変えてやるな。デジモンは何も言わないが、絶対に疲れてくる。そうすると、いざって時にエネルギー切れで進化が出来ないっていう笑えない状態に陥るぞ」 と窘められてしまった。 確かにその状況を思い浮かべると笑えない所では無いので、大輔は声も無くコクコクと頷き了承した。 その時フレイドラモンが嬉しそうに自分達を見ているのが分かったが、大輔にはその意味がよく分からなかった。 しかし、太一の言うことは最もなのだが、ヤマト達と『ダークタワーを倒す数』を競っているのに、移動時間がもったいないとか思わないのだろうか…。 グレイモンの足も遅くは無いが、ライドラモンは風のように走るのだ。 そっと彼の表情を伺えば、変わらず厳しいことが見てとれるのだが…どうもよく分からない。 彼がぴりぴりしていたら、それがパートナーのグレイモンに移っても良さそうなのに、彼は変わらずのほほんとしている。 「…次はここだな」 ついた場所は、小高い丘になっているようで…山や崖と言ってもおかしくない高さだが、それがぐるりとコロセイム状に囲んだ中心にダークタワーがそびえていた。 「…せ、先輩。ここ降りるんですか?」 大輔がごくりと唾を飲み込む。 登ってくるのにはそんなに距離はなかったが、今見下ろしているダークタワーは…数十mもえぐれたように深い底の中心から立っているのだ。 更にタワーと崖肌との隙間が1m少し位しか無い上に、今自分達から見える所はダークタワーの上部数十cm程度…。 今見える上の方から根気良く崩していくか、中に降りて軸の方から攻撃するしか無さそうな状態に、大輔は頭を抱え込んだ。 「…いや、ここはフレイドラモンに任せる。グレイモン、フレイドラモンを投げてやれ」 「分かった」 「え!?投げる!?」 ぎょっとした大輔を残し、フレイドラモンはさっさとグレイモンの肩の上に抱え上げられてしまった。 「た、太一先輩!?」 「大輔、しっかり見ておけよ?フレイドラモン、さっき言ったこと覚えてるな?」 「ああ。一点集中だな?」 「そうだ。先の中心に向かってナックルファイアをぶちかませ」 「?…ファィアロケットでなくていいのか?」 「いつでも全力なのは悪いことじゃ無いが、常に余力を残しておくことを忘れるな。全力でぶつかる必要の無いものにまでする必要は無い。ダークタワーの強度ならナックルファイアで充分だからな」 「分かった」 「よし、グレイモン!」 太一の合図に、グレイモンは力いっぱいフレイドラモンを上空へと投げ上げた。 彼は頂点の所でくるりと身を翻し、真っ直ぐにダークタワーへと落下して行く。 「フレイドラモンっ!?」 見守る大輔の声に応えるように彼の体から吹き出た炎が右の拳へと集中し、その尖端を打ち砕いた。 「っ!?」 ナックルファイアが炸裂した場所からぴしり…とひびが入り、それはあっという間に全体に広がる。 フレイドラモンが大地に足をつけた時、ダークタワーはデータに還っていた。 「…す、すっげぇ〜…!」 大輔が感動して固まっていると、崖のデコボコを利用して飛び移って来たフレイドラモンが底から無傷のまま帰って来た。 「フレイドラモン!すげーっ、すげーよっ!」 「大輔…」 飛びついてきた大輔を嬉しそうに抱き止め、フレイドラモンも満足そうに笑った。 そんな彼等に、太一も優しい微笑を浮かべる。 「よくやったな、フレイドラモン」 「自分でも驚いている。ナックルファイアで本当に倒せるとは思ってなかったからな」 「だよな!?一撃だったぜ!?」 興奮して話す大輔にを太一は苦笑しつつ宥める。 「そんな無理なことじゃないさ。いつも必殺技のファイアロケットばっか使ってるから気づかなかったんだろ。ナックルファイアでも確実に急所を狙えば強力な一撃になる」 「でも、前にやった時は何撃入れても倒れませんでしたよ?」 「やり方がまずかったんだろ。いいか?これ位の板切れがあるとする」 そう言って太一は手振りを使って大輔に向き合う。 「その板切れの上の真ん中と下の全く同じ場所の真ん中を固定させる…で、殴る。だけど割れない。何故だと思う?」 「え〜と、堅いからっスか?」 「馬鹿。それじゃ話になんねーだろーが…つまり、当たり所が悪いのさ。端の方だったり上過ぎたり下過ぎたりな。ちゃんと真ん中に当てないと割れないんだ。サッカーだってボールの中心を蹴らなきゃ真っ直ぐ飛ばねぇだろ?あれと一緒」 「ああ!」 「分かったか?『物を形作っている中心』それが急所だ」 「はい!」 大きく頷いた後輩の頭にぽんっと手を置き、太一は真剣な表情で彼を覗き込んだ。 「…忘れるな、大輔。『それ』を見つけてパートナーデジモンを上手く誘導してやるのが、オレ等の『役目』だ」 「…役目…」 「そうだ。戦っているパートナーをただ見ているだけじゃダメだ。一緒に戦うんだ…気持ちの上だけでも」 「…はい!」 神妙な顔で返事をした大輔に、太一は今度こそ微笑んで頷いた。 「よし、んじゃ次行くか」 「はいっ」 肩に登った太一に、グレイモンはこっそりと含み笑う。 「何だ?グレイモン?」 「太一、顔戻ってるよ」 「あ……」 はっとして顔に手をあてる。 「太一先輩?どーかしたんすか?」 「え!?あ…いや、何でも無い」 「?…そーっスか?」 不思議そうな大輔に誤魔化し笑いを向け、くすくすと笑うパートナーの腕をこっそりつねる。 あまり効果は無いようだったが…。 移動中、横を走るフレイドラモンがさりげなく近づき、グレイモンだけに聞こえるように笑った。 「…ありがとう」 グレイモンは仮面の奥の瞳を少し瞠り、次いでどこか得意そうに和ませた。 「どういたしまして」 「…オレ達も、グレイモン達みたいになれるかな?」 グレイモンの背の上で、何やら先輩に色々と教授されているらしいパートナーは、こちらの会話には気づいていない。 だから言えたのかもしれないが…。 「もちろんなれるさ。何たって、大輔は太一の紋章を持つデジメンタルを受け継いでいるんだからな」 「…そうか…そうだな!」 嬉しそうに頷くフレイドラモンに、グレイモンも楽し気に笑った。 「何だ?どーしたんだ、お前等??」 「何でも無い。もうすぐ着くぞ、大輔!」 「おう!」 見えて来たのは、連立しているダークタワー。 これを倒して、全部倒して、全てが片付いた時…今よりももっと信頼し合う自分達になれるだろうことを願って、前へと進んでいく。 充実過ぎる一日が終わり、デジタルワールドから帰って来た彼等は少し興奮気味に今日の戦果を語り合う。 中学生組とヒカリとタケルは用事があるからと先に帰ってしまったが…先輩達はとても疲れていたように見えた。 「サブマリモンすごかったんです!まず魚雷でダークタワーに傷をつけるんです。それもただ打ち出して当てればいいのでは無く、ちゃんと狙いをつけて打つんです。一箇所に当たるように!そしてその場所に正確にサブマリンアタックをかけて粉砕!合計二撃ですよ!?」 「あら!シュリモンだってすごかったのよ!?草薙で根元辺りを三角に切り取るのよ!それだけでバランス崩して自滅よ、自滅!も〜気持ちいいの何のって♪」 「フレイドラモンだって負けてねぇぜ!必殺技でも無いのに一点集中で一撃粉砕!マジ最小限の労力で最大限の効果をって感じでよ!」 わいわいと己のパートナーを褒め称えあっていたが、ふと何かが引っかかった。 「あ…そういえば…」 「何、伊織?」 「京さんも大輔さんも、今日倒したダークタワーの数覚えてます?」 「覚えてないわよ。次から次へと片っ端から…て、あら?」 「そーいや、先輩達数競ってたんじゃなかったっけ?」 「ですよね?」 「あれ?」 「あれれ?」 帰り際の彼等の様子を思い出してみる。 あれだけ険悪な雰囲気だったのに、さしていがみ合うでも無く同じ方向へと帰って行った…。 タケル達も何も言わなかったし、自分達は今日の収獲のことで興奮していてすっかり忘れていたため、大して不思議に思わなかったが、こうして改めて考え直してみると、不思議なことでいっぱいだった。 太一は時間の短縮より、デジモンと『戦うこと』の意味を教えてくれた気がする。 京や伊織にしても、今まで知らなかった戦い方や、デジモンの特性がたくさん分かったという…。 聞きたいことがたくさん出来てしまったが、答えてくれるはずの彼等はもういない。 そうして、全てを知っているだろう幼年期デジモン達は、それぞれのパートナーの腕の中でこっそりと笑っていた。 太一達が揃って寄ったのは、いつも使っているマックの二階。 疲れた顔で上がった彼等に、待ち合わせをしていたのだろう少女が手を振った。 「あ、来た来た♪こっちこっち!」 「遅かったね。その様子じゃ…中身は濃かったようだけど」 奥の大き目の席に陣取っていたのは空は丈の二人。 そんな彼等の横に、デジタルワールドからの帰還者達はぐったりと座り込んだ。 「………疲れた」 「お疲れ様vどーだった?」 既に買って用意しておいた人数分のジュースを分け、少し冷めかけたポテトも真ん中に広げる。 「どーもこーもねぇよ。その気のねぇ喧嘩は疲れる…」 「僕ももうごめんです…。体力使いますよ、あれ…」 「てゆーか、維持すんのがしんどい。後輩の成長を手放しで喜んでやれねーんだからなぁ…」 「あ、それ分かる。顔が笑うたんびにグレイモンが『太一、顔』って…まあ、途中から放棄したけどさ」 アイスコーヒーのLを一気にず――っと飲み干し、太一は「足りん」と空のアイスティーに手を出した。 空は苦笑してそのまま明け渡し、詳しい話を聞こうと身を乗り出す。 「でもそれじゃぁ、当初の目的だった『戦い方を教える』っていうのは成功したわけよね?」 「ええ。大輔君達色んなこと知ったみたいで、興奮気味に帰って行きましたもん♪」 「でも確かに、『先輩が怒っていれば、身を入れて修行するかも』っていうのはありだと思いますけど…別にあそこまでやらなくても、皆真面目だからちゃんと話を聞いたと思うよ?」 苦笑するタケルに、太一達も同じ表情で目を合わせる。 「徹底的にやったもんな〜」 「台本は作ってたけど、フリとは言え、あそこまで激しくぶつかったのなんか三年前だって無かったことないか?」 「ありませんよ。突っかかるのは大抵ヤマトさんでしたけど、太一さんはある程度はぶつかっても引き際あっさりでしたから」 「だって疲れるんだよ、喧嘩は。相手だけ悪いならまだしも、自分にも悪いトコあったら、いつまでも突っ張ってらんないだろ?」 「太一ってそーゆートコは大人だったわよね〜」 「ま、僕等のリーダーだから」 等と、選ばれし子供達が計画の成功をそれなりに喜んでいた頃…デジタルワールドにあるデジモンカイザーの要塞では、昨日とは比べ物にならないほど真っ白になったエリア表を見つめ、カイザーこと一乗寺賢ががっくりと呟いた。 「……ム、ムシケラが…」 「…賢ちゃん…」 気の毒そうに囁いた、ワームモンの憐憫あふるるその声音こそが彼の逆鱗に触れたらしい。 「『賢ちゃん』と呼ぶなあっ!!」 「ひうっ!」 空気を切り裂くムチの音と共に発せられた怒声は、エリア表とは違い、いつもと大して変わらなかった…。 |
おわり |
終わり〜…。
頂いた筋そのままに進めたつもりですが…いかが
だったでしょうか…(汗)
ほぼ『原作』または『あらすじ』という感じだったので、
何となく自分の作品という感じがしません(笑)
いや、でも、う〜ん…どうなんでしょう?(苦笑)
あ、でもアーマー体のことは今まであんまり興味
無かったので、急いで調べました(爆)